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コアツールの必要性

  • IATF16949では、先行製品品質計画(APQP)、製品承認プロセス(PPAP)、故障モード影響解析(FMEA)、統計的工程管理(SPC)、及び測定システム解析(MSA)の5つのコアツールという技法について、それぞれの参照マニュアル(reference manual)に従うことを求めています。
  • これらの技法は、各々の適用部門及び担当スタッフにおいて運用の仕組みを構築し、実践することになりますが、IATFの内部監査員はこれらの実践状況が適切かつ有効であることを検証しなければなりません。
  • IATF16949:2016規格要求事項では、コアツールの参照マニュアルに適合していること及びIATF内部監査員の力量要求として具体的に求めており、従来に増してその必要性が高まってきています。

IATFコアツール研修会の概要

  1. APQP(先行製品品質計画)、CP(コントロールプラン)、PPAP(生産部品承認プロセス)、FMEA(潜在的故障モード影響解析)、SPC(統計的工程管理)及びMSA(測定システム解析)について手法の概要とIATF16949との関係について解説します。
  2. IATF16949を構築、運用する場合、規格要求事項及び顧客要求事項としてその使用を求められており、必須のツールとして導入する必要があり、研修会では運用方法の基本について演習を通じて修得します。
  3. 各コアツールの概要

 ①APQP(先行製品品質計画)

  • APQPは、製品品質計画とコントロールプランとで構成されています。製品品質計画とは新製品企画開発段階から生産着手までを5段階に分けて、各段階で検討する項目(インプット項目とアウトプット項目)について定めた指針です。IATF16949及びPPAPと関連付けて理解しやすく解説します。
  • 先行製品品質計画作成演習により、作成のポイントを理解していただきます。

 ②CP(コントロールプラン)

  • CPは、部品とプロセスを管理するシステムを記述した品質計画書です。既に各企業ではQC工程図として導入されていますが、IATF16949で要求するCPとの共通点及び相違点について解説します。 

 ③PPAP(生産部品承認プロセス)

  • PPAPは、サプライヤー(IATF16949導入企業)が顧客の設計文書・仕様書に示された要求事項を正しく理解しているかを判定し、プロセスが必要な生産能力を持っているかどうかを判定するために、生産部品(生産材料・バルク部品)承認のための要求事項を規定したものです。
  • PSW資料等PPAP申請資料の作成演習を通じて、作成のポイントを理解して頂きます。

 ④FMEA(潜在的故障モード影響解析)

  • FMEAは、製品・プロセスの潜在的故障と影響を評価し、その発生の機会を低減するための処置を決定するための活動を規定したものです。FMEA作成演習により、作成のポイントを理解して頂きます。
  • AIAG/VDA統合版2019年版 で提供します。

 ⑤SPC(統計的工程管理)

  • SPCは、要求事項を満たした製品を一貫して生産するために、工程を統計的手法を用いて管理する方法を規定したものです。統計的手法についても初心者でも理解できるようにご指導します。
  • SPC演習では、統計ソフトを活用し、入力及び演算のための無駄な時間を少なくし、解析及び改善のための検討時間を多くし、現場での活用に役に立つような演習を致します。

 ⑥MSA(測定システム解析)

  • MSAは、測定機器、測定要員、測定手法などから構成される測定システムの信頼性についての評価手法です。偏り、直線性、安定性、繰返し性及び再現性の5特性に関しての統計的解析・評価の実施について、計量値及び計数値のGR&R演習を通して理解します。
  • MSAと同じように、統計ソフトを活用し、入力及び演算のための無駄な時間を少なくし、解析及び改善のための検討時間を多くし、現場での活用に役に立つような演習を致します。

本講座の特長とカリキュラム

 本講座の特長

  1. コアツールを構築、運用するスタッフに対して手法の解説、演習を通じてわかりやすく解説します。
  2. 簡易ソフトを活用し、統計的手法を優しくかつ実践的に理解していただきます。
  3. コアツールの運用手順、仕組みを構築する必要があり、手順書事例及び米国のビッグ3が提供するリファレンスマニュアルの参考資料を配布・使用します。IATFの推進者、管理者にとって有益な参考情報となります。
  4. 演習、簡易統計ソフトの活用により、コアツールを作成する時間を短縮し、ツールの活用、解析を重視したプログラムで実践的に運用できるように配慮しています。これにより研修内容は充実したものになりました。
  5. 6つのコアツール手法を2日間で修得できるように工夫しました。
  • APQP+CP+PPAPのコアツールを1日で履修でき、営業部門、購買部門の間接部門の方でも分割して1日研修でも履修可能としました。
  • FMEA+SPC+MSAのコアツールを分割して履修することが出来、技術部門、設計部門、製造部門、品質管理部門のような数値データを中心にしたコアツール運用部門のために、履修し易くしました。
  • 1日単位で分割受講も出来ますが、全てのコアツールを受講する人に対しては、2日連続又は別の機会に1日単位で受講することにより、選択肢を増やしました。

 受講対象者

  1. IATF16949導入に関心のある企業の管理者、推進者及びスタッフ
  2. IATF16949認証取得活動でコアツールの仕組みと実践が必要な企業の管理者、推進者及びスタッフ
  3. 自動車部品や自動車関連機器メーカーの管理者及びスタッフ
  4. 営業部門、購買部門などの間接部門はAPQP+CP+PPAPのコアツールだけを1日単位で受講できます。
  5. 技術部門、設計部門、製造部門、品質管理部門などの数値データを中心にしたコアツールを扱う部門は、FMEA+SPC+MSAのコアツールだけを1日単位で受講できます。  

 カリキュラムの概要

◇1日単位で受講する場合

IATFコアツール研修 カリキュラム 1日単位 750w.jpg

◇2日連続で受講する場合

IATF16949/コアツール研修会/タイムスケジュール/2日連続 750w.jpg

受講者の研修前準備事項

  • 演習用テキストデータ(エクセル)の各PCへのインストール
  • Stat Worksソフトのインストール(演習用としては無料ソフトを事前案内の手順によりダウンロードして使用)
  • ノートPC及び関数計算のできる電卓を持参
  • IATF16949:2016規格及びISO9001:2015規格の事前学習(テキスト配布します)

研修費用など

 企業内講師派遣型で実施致します

  1. 内部監査員+部門責任者等により4名以上の参加者があれば企業内研修がお勧めです。
  2. 希望される企業の都合の良い日程により、企業内セミナーを企画致します。
  3. 一部、企業のニーズによりカリキュラムの追加、変更が可能です。 
  • 費用       157,000円(2日連続、10名参加の場合) 
  • 参加人員   4〜15名の同時参加が可能です→人数別費用の基準はここをクリック
  • 開催地     各実施企業内にコンサルタントがご訪問します
  • 時間      1日目/9:30〜17:00
             2日目/9:30〜17:30
  • 企画提案書作成します。お問い合わせください。
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