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ISOマネジメントシステム規格の改定動向

日本規格協会の公開情報抜粋

  • ISO では、2006 年から2011 年にかけて、ISO 9001、ISO 14001、ISO/IEC 27001 等のISOマネジメントシステム規格(ISO MSS)の整合性を図るための検討を行い、ISO/TMB(技術管理評議会)/TAG13-JTCG(合同技術調整グループ:以下、JTCG)において、ISO MSSの 上位構造(HLS)、 共通テキスト(要求事項)及び共通用語・定義を開発しました。

  2014/12月現在では以下の状況になっています。

  • ISO22301:2012 事業継続マネジメントシステム(IS版発行済み)
  • ISO39001:2012 道路交通安全マネジメントシステム(IS版発行済み)
  • ISO27001:2013 情報セキュリティマネジメントシステム(IS版発行済み)
  • ISO14001:2015 環境マネジメントシステム(DIS版で委員会で検討中)
  • ISO14001改正作業は、2014年6月に発行されたDIS(国際規格案)に対する各国からの投票・コメントを11月28日締切として募集中です。今後の改正スケジュールは次の通りです(作業の進捗により変更される可能性があります)。

    2014年6月:DIS(国際規格原案)発行
    2014年11月:DIS投票締切
    2015年2月:TC207/SC1/WG5東京会合
    2015年4〜5月:FDIS(最終国際規格案)発行
    2015年6〜7月:ISO 14001:2015発行
    2015年9月:JIS Q 14001:2015公示
  • ISO9001:2015  品質マネジメントシステム(DIS版で委員会で検討中)
  • 2015年の発行に向けて改訂作業が進められているISO9001規格のDIS(国際規格原案)が5月9日付で発行されました。DISに対する投票は10月10日に締め切られ、その後、FDIS(最終規格原案)の段階を経て、正式なIS(国際規格)が発行されます。

    日本規格協会のWEBストアで、冊子又はPDF版を購入できます。48ページ7,203円(税込。原文のみ。邦訳発売は6月下旬〜7月の見通し)。
    http://www.webstore.jsa.or.jp/webstore/Com/FlowControl.jsp?lang=jp&bunsyoId=ISO%2FDIS+9001%3A2014&dantaiCd=ISO&status=1&pageNo=0

    ISOのWEBストアからも購入できます。こちらは58スイスフランです。
    http://www.iso.org/iso/home/store/catalogue_tc/catalogue_detail.htm?csnumber=62085
  • ISO MSS上位構造、共通テキスト及び共通用語・定義(和訳版)は以下のサイトからダウンロードできます。

   ISO MSS 上位構造、共通テキスト及び共通用語・定義(PDF) 2013.07.08版

 

  • ISOマネジメントシステム規格の整合化、改訂の経緯は以下のサイトから確認できます。

   JTCGにおけるマネジメントシステム規格の整合化経緯(PDF) 2012.05.版

 

各規格の共通要求事項及び相違点比較一覧表

 2014/1月 現在でISO委員会で草案以上になっている以下の規格について,ほぼ全容がわかってきたのでご紹介すると共に、共通項、相違点から読み取れる活用方法について整理をしました。

  • ISO22301:2012 事業継続マネジメントシステム(BCMS) IS版で発行済み
  • ISO39001:2012 道路交通安全マネジメントシステム(RTSMS) IS版で発行済み
  • ISO27001:2013 情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS) IS版で発行済み
  • ISO14001:2015 環境マネジメントシステム(EMS) DIS版でISO委員会草案検討中
  • ISO9001:2015  品質マネジメントシステム(QMS) DIS版でISO委員会草案検討中

 各規格の共通要求事項及び相違点比較一覧→

ISOマネジメントシステム規格の改訂に対して企業は何をすべきか→ひとつ上の改訂・改革をしてみませんか?!

 規格の特徴の理解

  • 5つの規格(ISO9001,ISO14001,ISO27001,ISO39001,ISO22301)の【HLSレベル】への改訂及び制定から、単に組織の従来の仕組みを新規格の要求事項に適応するだけの見直しではなく経営改善、業務改善のチャンスと捉えることが重要である。
  • 規格の大幅・全面改定では共通して以下のポイントを理解すべきである。

①2つ以上の規格を組織に導入している場合は、統合化すべき又は容易なプロセスは以下である。

4章 組織の状況

5章 リーダーシップ

6章 計画

7章 支援

9章 パフォーマンス評価

10章 改善

②組織の状況、経営環境を考慮して、経営・業務改善に貢献するマネジメントシステムを要求している

*オリジナル性、必然性が必要である。→形式運用から実務型運用への改革

③トップのリーダーシップの関与によりマネジメントシステムを強固にすることを要求している

④パフォーマンス評価が重要視されており、プロセス、方策の適切な運用によるマネジメントシステム成果が必要

  • 8章の【運用】は、各規格毎に独自のマネジメントシステムの運用方法要求があり、個別の仕組み、方法論により管理すべきである。

 規格の特徴を理解して、企業としてどのように取り組むべきかコンサル提案いたします

  • 【Ⅰ】既存規格を導入済みの場合は,まずは制約期間内(概ね2年)に改訂する

①改訂規格の要求事項を理解する

  • 【Ⅱ】経営改善・業務改善に貢献するマネジメントシステムに格上げ改善する

①2つ以上の規格を導入している場合は、統合化、シンプル化

②既存システムのマンネリ化、形骸化の傾向にある場合、規格改訂を契機にイノベーションを図る

ISO9001/ISO14001/ISO27001規格改正対策セミナー

 ISOマネジメントシステム規格(MSS)規格改正に伴い、規格解釈及び改正のための対策について下記のセミナーで情報提供いたします。

  • 開催方法:企業内講師派遣型で実施します。
  • 参加対象者:ISOマネジメントシステム推進事務局、管理責任者、組織の各部門長、ISO委員会など
  • 対象規格:ISO9001,ISO14001,ISO27001
  • 開催日:企業の都合の良い日にあわせます。(事前に調整してから実施日を決めます)
  • 費用:3万円/1企業(定員目安30名上限)
  • セミナー内容

       規格毎のセミナー以外に、「2つ以上の規格を同時に・・・」「この内容を盛り込んで・・・」等

     のように企業のニーズに応じてカスタマイズして実施することも可能です。

     →見積もり、企画提案致します

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ISO14001:2015規格改正対策セミナー570W.jpg
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規格改訂コンサルティング/仕組み改革コンサルティング

  • ISOマネジメントシステム(MSS)の大幅改訂は、仕組みの適合だけでよかったものが、仕組みの適切な運用の結果、「目的とする成果が出ていること」を今まで以上に追求しようとしているものとして捉まえる必要があります。
  • 規格改訂を経営改善、業務改善のチャンスとみるならば,この機会を積極的に捉え、対応することが重要になります。
  • この考え方に基づき、単なる改訂作業から経営改善に貢献する改訂作業に至るまで、3段階のコンサルサービスを提供することに致しました。

(1)仕組み改訂コンサルティング(規格改訂基本コース)

  • 対象組織:ひとつのISO規格だけを導入しており、規格改訂に対応すべく最低限の見直しをしようとする組織
  • 改訂作業のための体制:事務局、ワーキングスタッフなど限定したメンバー設定で対処可能
  • 標準期間:コンサルティング支援/6ヶ月+導入組織による改訂後のレビュー・フォロー/3ヶ月
  • 標準コンサル回数及び費用:32万円/8回(消費税、交通費別途)

   *企業の状況により異なるので,カスタマイズも含めて企画提案・お見積もり致します。

ISOマネジメントシステム統合化改善コンサルティング/規格改訂基本コース 570w.jpg

(2)仕組み改訂コンサルティング/統合化・シンプル化コース

  • 対象組織:2つ以上の規格を導入しており、統合化、シンプル化によるメリットが想定できる組織
  • 改訂作業のための体制:事務局、ワーキングスタッフ、職制の部門長などが参画したプロジェクトチームを編成することが好ましい
  • 標準期間:コンサルティング支援/7ヶ月+導入組織による改訂後のレビュー・フォロー/3ヶ月
  • 標準コンサル回数及び費用:52万円/13回(消費税、交通費別途)

   *企業の状況により異なるので,カスタマイズも含めて企画提案・お見積もり致します。

ISOマネジメントシステム統合化改善コンサルティング/統合化・シンプル化コース570w.jpg

(3)仕組み改訂コンサルティング/経営・業務改善コース

  • 対象組織:2つ以上の規格を導入しており、統合化、シンプル化以外に経営改善、業務改善に貢献する仕組みの改革も含めて実施する組織
  • 改訂作業のための体制:トップマネジメントの関与を大きくし、事務局、ワーキングスタッフ、職制の部門長などが参画したプロジェクトチームを編成することが必須である
  • 標準期間:コンサルティング支援/7ヶ月+導入組織による改訂後のレビュー・フォロー/3ヶ月
  • 標準コンサル回数及び費用:84万円/21回(消費税、交通費別途)

   *企業の状況により異なるので,カスタマイズも含めて企画提案・お見積もり致します。

ISOマネジメントシステム統合化改善コンサルティング/経営・業務改善コース570w.jpg

ISOマネジメントシステム規格改訂/移行スケジュール

  • 大幅改訂が行われるISO27001,ISO14001,ISO9001規格については、改訂内容が広範囲であり、仕組みの基本的改訂部分もあるため、移行スケジュールについては2年間の猶予が与えられている。
  • 定期審査時期、文書の改訂方法(統合化、シンプル化など)、マネジメントシステムのレベルアップ、改革の程度などを総合判断し、改訂作業の時期を見誤らないようにしなければならない。
  • 規格改定時期は、ISO27001については既に2013年版改訂になっており、JIS版発行が2014/3頃になると思われるが、日本語訳資料が入手できるため、この時期から改訂作業が始められる。
  • ISO14001及びISO9001については2015年版として、2015年後半移行に発行される見通しが立っており、特にこの2つの規格については基本システムであり、導入組織が多く、また、この規格と共に2つ以上の規格を構築・運用していることから、今回の改訂を機に「統合化、シンプル化」のテーマを掲げて取り組むことを配慮すべきと思われる。
  • そのため、早めに取り組むことも必要となり、DIS版又はFDIS版の段階から,改訂作業に着手することが賢明と思われる。
  • さらに、今回の大幅改訂は経営改善・業務改善に直接貢献する「パフォーマンス評価の要求」「リスクマネジメント要求」「組織の経営環境・状況を配慮した戦略的計画の作成要求」などが特筆すべきであるが、マネジメントシステムの革新レベルのテーマアップを検討する組織の場合、トップマネジメントの関与も含めた、プロジェクトチームを編成して取り組むことも必要となる。
  • 審査機関から発行されている【移行スケジュール】を以下に紹介するので、改訂作業の参考にしていただきたい。(注:ISO14001及びISO9001については一部、想定が含まれる)
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